¥89,000 (SOLD OUT)
YAMHAのSG-2A入荷です!1967年から1971年まで生産のモデルです。
それでは写真をどうぞ!
独特のボディシェイプがそそる60年代のヤマハSGシリーズ。このタイプは「エレキの若大将」でお馴染み(馴染んでないか?)ブルージーン・カスタムが有名ですが、こちらはその2ピックアップタイプの廉価モデルといった位置付けです。廉価といっても1967年当時で定価が45000円…物価から考えて相当なお値段です。ヤマハが独自のアイデアを盛り込んで作った入魂のシリーズですね。
バックプレートがカッコイイです。まさかこの小さなネジでネックをジョイントしている?のではなく、このプレートを外すとジョイントネジが顔を出します。トラスロッドもここから調整できるようになっています。
ヘッドにもお馴染みのロゴ。世界のヤマハです。しかし、本当に個性的なデザインですねぇ。
ヘッド裏。ペグもまだまだ元気です。
ネックはゼロフレット仕様です。シリアルナンバーは指板エンド部に入っています。フレットはさすがにかなり減ってきていますが、まだちゃんと弾けます。ガンガン使っていくならリフレットも視野に入れたいところです。
ブリッジ部です。まだまだ綺麗です。これまた独特なトレモロが付いていまして、ブリッジプレートの穴からプラスドライバーでスプリングの強弱を調整します。
ピックアップレイアウトは2シングルですね。フロントのスラント具合がいい味を出しています。
なかなかに切れのあるサウンドですが、もともとグループサウンズ時代のギターなので歪ませるとさすがにノイズが乗ります。この辺は導電塗料等でまだまだ対処できると思いますが。クリーンは結構いい音してますよ!
コントロールは1vol 1toneです。上位機種になるとピックアップバランサーが付いてきますが、使い勝手という意味ではコッチの方がいいのではと個人的には思います。ノブもレトロで素敵です。
今の時代に生産される「レトロ」って何か違うんだよなぁ、って感じがしませんか。このテイスト、なかなか出ないんですよね。時代の「風」が違うんでしょうね。
年代モノにつき、さすがに使用感はあります。ですが、乱暴に扱われた感じではありません。
一部ボディエンドに赤い下地が露出している部分があります。
???
ヘッドとのマッチングからいってもリフィニッシュではありえないのですが…塗装は明らかにオリジナルのパールホワイトです。これは何でしょうねぇ?コーラルレッドという赤色のラインナップもあったのですが、赤を一部だけ吹き始めて「あ!これは白い方だった!いけね!」みたいな事があったのでしょうか?もはや答えは時の彼方です。
もちろん内部もクリーニング済みです。というか、白状しますとこの個体、入ってきた時はかなりこう、何と言うか…かなり汚かったんですが。
ピックガードもこのザマでした。上に乗っている汚れはそこまででもなかったんですが、色ヤケというか変色というか。綺麗になるのか?という感じだったのですが。
ここまでになりました!これ以上は勘弁してください!これだけ古いギターで、ピックガードだけ新品みたいなのも格好悪いですしね…
一本一本、心を込めて丁寧にメンテナンスしております。新しいご主人様に気に入ってもらえますように…
ボリュームポットは交換されています。前オーナーさんの好みでしょうか?シングルコイルのピックアップですがポットは500kに。通常の250kに戻せばノイズも低減するかな?
そして。オリジナルのハードケース付属です。ケースのゴージャスさを見ると、当時のヤマハの気合の入り様がよくわかりますね。
さて、いかがでしょうか?
「まだまだ現役で歌えるぜ!」と申しております。
我々の父親世代なら「おお!そのギターは!」と満面の笑みを浮かべる歴史モノの一品です。今だからこそ逆に目立ちますよ!たまに使ってるアーティストさんもいらっしゃいますが。「人とは違う一本を!」と思っている貴方にオススメします。
40年目のオーナーは、貴方?
お問い合わせお待ちしております!
ボディ:不明
ネック:メイプル
重量:3.4kg
六音堂
店長:永嶋靖久